【2026年版】ピーエス・コンストラクションの平均年収は911万円|役職・年齢別の給与・初任給・ボーナス制度を解説

ピーエス・コンストラクションは、平均年収911万円を誇るPC技術に強みを持つ準大手ゼネコンです。プレストレスト・コンクリート技術のパイオニアとして橋梁建設を中心に事業を展開し、2023年には大成建設の子会社となりました。建設業界の中でも高水準な年収と、技術力を活かした安定したキャリアパスが魅力の企業です。

この記事の要約
  • 2024年度の平均年収は911万円
    • 過去5年間の平均年収は865万円
    • 手取り目安は693万円
  • 年収推移は2015年度636万円~2024年度911万円
    • 前年度の892万円よりも+2.1%増加

この記事では、公式サイトのデータや口コミ、独自調査による情報をもとに、年収や関連する待遇・制度について解説していきます。

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目次

ピーエス・コンストラクションの平均年収は911万円

ピーエス・コンストラクションの平均年収
平均年収平均年齢
911万円
手取り693万円/年
手取り約58万円/月
44.6歳

ピーエス・コンストラクションの平均年収は、2024年度の有価証券報告書によると911万円です。国税庁が公表している令和5年度の平均年収443万円と比較すると、約2倍の水準となっており、建設業界の中でも高い給与水準であることがわかります。

また、準大手ゼネコンの中でもPC橋梁という専門技術を武器に、独自のポジションを確立しています

大成建設グループによる安定した経営基盤に注目!
2023年に大成建設の子会社となったことで、経営基盤がさらに強化されました。同時に、PC技術というニッチな専門分野での技術力は業界トップクラスを維持しており、NEXCOの橋梁部門売上1位という実績が給与水準の高さを支えています。

年収構成(基本給+残業代+賞与年2回)

ピーエス・コンストラクションの年収構成について、基本給に加え残業代と賞与が大きな割合を占めます。

年収構成30歳の例40歳の例
年収670万円820万円
基本給410万円490万円
残業代90万円100万円
賞与150万円200万円
その他手当20万円30万円
独自調査に基づく年収データ

年収構成の特徴として、基本給が安定的に上昇していく仕組みに加え、賞与が年2回支給されます。口コミによると賞与は基本4.5ヶ月分で、業績が良い年には決算賞与として1.5ヶ月分が追加されるケースもあるようです

また、現場勤務の場合は工事関係手当や技術免許手当などが加算され、資格取得によって年収アップが期待できます。

年度別の平均年収の推移について

ピーエス・コンストラクションの年度別平均年収は、過去10年間で着実に上昇傾向にあります。

年度平均年間給与平均年齢
2024年度約911万円44.6歳
2023年度約892万円44.6歳
2022年度約907万円44.5歳
2021年度約813万円44.3歳
2020年度約808万円43.7歳
2019年度約804万円43.6歳
2018年度約802万円43.6歳
2017年度約758万円44.0歳
2016年度約721万円43.6歳
2015年度約645万円43.6歳
出典:ピーエス・コンストラクション|有価証券報告書

2015年度から2024年度までの9年間で266万円の増加となっており、年平均で約30万円ずつ上昇しています。とくに、2021年度から2022年度にかけては約94万円の大幅な増加が見られました。

一方で平均年齢はほぼ横ばいで推移しており、年功序列による影響ではなく、全体的な給与水準の底上げが行われていることがわかります

ピーエス・コンストラクションの平均年収(役職・年齢別)

ピーエス・コンストラクションの平均年収を、役職や年齢別にさらに詳しく見ていきましょう。

# 役職別年収
課長は950万円・部長は1,200万円

ピーエス・コンストラクションでは、年功序列の色合いが強く役職昇進により年収が大きく変わります。

役職年収目安手取り目安
主任750万円570万円前後
係長850万円640万円前後
課長950万円710万円前後
部長1,200万円880万円前後
独自調査に基づく役職別年収データ

実際の社員の口コミ

スクロールできます

いい人が多く会社の雰囲気は悪くないが、年功序列の色合いが強く、合併の影響で年代別の人員構成に歪みがあるため、優秀でも上に上がれない人がいる(年功序列の色合いが強い)。人事異動も場当たり的に感じることが多く、会社として人を育てるということへの意識が低いように感じた。

引用元:openwork

業界的にか女性そのものが少なく、管理職になるとほぼいない。一般職の女性は多いが、総合職としてキャリアアップしたいと思っている人は少ないように思う。

引用元:openwork

給与体制は、かなり、よくなって来ていると思う。基本給、役職手当、住宅手当、管理職手当、通勤手当、家族手当が支給される。

引用元:openwork


役職昇進においては年功序列の要素が強く、実力主義というよりは勤続年数や年齢が重視される傾向があります。主任クラスへの昇格には資格取得が必須となっており、1級土木施工管理技士や1級建築士などの資格を早めに取得しておくことで昇格がスムーズになるでしょう。

一方で、課長以上への昇進は人員構成の問題もあり、優秀でもタイミングによっては上がりにくいケースもあるようです

# 年齢別年収
30歳で670万円・40歳で820万円

ピーエス・コンストラクションの年齢別年収は、20代後半から30代にかけて大きく伸びていきます。

年齢推定年収推定範囲
25歳520万円450〜580万円
30歳670万円600〜750万円
40歳820万円740〜920万円
独自調査に基づく年齢別年収データ

実際の社員の口コミ

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毎年の基本給の昇給はびっくりするほど低く設定されてしまっています。毎年普通の評価でもスズメの涙ほどしか上がらない仕組みのようです。業界的に圧倒的な買い手市場の今現在にこのシステムは準中堅クラスの人間を放り出したいのか疑うほどです。

引用元:openwork

基本は年次により昇給がある。正社員と中途社員で同じ年代でも差がついたり逆転してたりするのでバランスに違和感を感じることもある。
資格手当はそこまで高い設定ではないかもしれない。(資格による)

引用元:openwork

総合職は給料面は水準が高いと思う。
だが、エリア総合職や事務は安い。
新入社員と同じくらいの給料がずっと続く。

引用元:openwork

年齢別の年収推移を見ると、総合職の場合は20代後半で500万円台、30代で600万円台後半、40代で800万円台と安定的に上昇していきます。ただし口コミでは、基本給の昇給幅が小さいという指摘もあり、年収アップは主に賞与の増加や役職手当によるものが大きいようです

また、総合職とエリア総合職、一般職では給与体系が異なり、総合職は全国転勤がある代わりに高水準な年収が期待できます。

# 初任給・新卒1年目の年収
大卒30万円・院卒32万円(2025年)

ピーエス・コンストラクションの初任給は、建設業界の中でも高水準に設定されています。

入社年度学歴初任給推定年収
2025年度大学院卒32万円約490万〜530万円
大学卒30万円約460万〜500万円
高専卒28万円約430万〜470万円
2024年度大学院卒31万円約475万〜515万円
大学卒29万円約445万〜485万円
高専卒27万円約415万〜455万円
2023年度大学院卒30万円約460万〜500万円
大学卒28万円約430万〜470万円
高専卒26万円約400万〜440万円
独自調査に基づく初任給データ

実際の社員の口コミ

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給与は良かった。ボーナスもちゃんと出ます。同年代の周りの子と比べて圧倒的に多かった。福利厚生も充実しています。お金に困ることはありません。

引用元:openwork

賞与は年2回で、これに業績が良ければ決算賞与も貰える。賞与は基本4.5ヶ月ほとで決算賞与も1.5ヶ月ほどもらえる。賞与に関しては他社に比べ良いと思う。

引用元:openwork

社会全体から見れば高い方だと思いますが、
女性の大多数が事務職の一般職なので、
4年大卒であっても、給料がめちゃくちゃ低いです。(多分新卒で18万くらい)

引用元:openwork

新卒1年目の推定年収は、大卒で460万円から500万円程度となり、同年代と比較して高い水準です。初任給に賞与年2回(基本4.5ヶ月分)と残業代を加えると、1年目から安定した収入が得られます。

また、現場宿泊の場合は家賃負担がなく、独身寮や社宅の利用も可能なため、生活費を抑えられるのも魅力です。ただし、一般職の初任給は総合職と比べて大幅に低く設定されており、職種による格差があることは認識しておく必要があります

ピーエス・コンストラクションへ転職した場合の年収はどう決まる?

中途採用の場合、前職の経験や保有資格によって年収レンジが大きく変わります。

採用時の想定年次・役職転職後の年収例手取り目安(年・月)
第二新卒・若手
(経験5年未満)
450万〜600万円年:350万〜460万円
月:29万〜38万円
中堅・リーダー候補
(主任相当)
610万〜800万円年:470万〜610万円
月:39万〜51万円
専門職・マネジメント層
(管理職相当)
800万〜1,000万円年:610万〜750万円
月:51万〜63万円

転職時の年収決定においては、1級土木施工管理技士や1級建築士などの国家資格保有が大きなプラスとなります。とくに、土木施工管理職の場合は想定年収が610万円から840万円と高めに設定されており、建築施工管理職でも400万円から800万円の幅があります

前職での現場経験や担当プロジェクトの規模、PC技術への理解度なども評価対象となるでしょう。

大手PC橋梁ゼネコン競合他社との年収比較

ピーエス・コンストラクションの年収を競合他社と比較してみると、準大手ゼネコンの中で上位に位置します。

企業平均年収
大成建設約1,058万円(42.4歳)
長谷工コーポレーション約1,058万円(45.1歳)
前田建設工業約1,023万円(43.8歳)
ピーエス・コンストラクション約911万円(44.6歳)
三井住友建設約893万円(46.0歳)
出典:各企業の公式データ(有価証券報告書等)より

親会社である大成建設や同じ準大手ゼネコンの長谷工コーポレーション、前田建設工業と比較すると、ピーエス・コンストラクションの平均年収は若干低めですが、それでも900万円超えという高水準を維持しています

PC橋梁という専門分野に特化していること、そして2023年に大成建設グループ入りしたことで、今後さらなる待遇改善の可能性もあるでしょう。

ピーエス・コンストラクションで年収を上げる3つのステップ

ピーエス・コンストラクションで年収を上げるには、資格取得と実績評価が鍵となります。

年収アップの最も確実な方法は、まず必須となる国家資格を取得することです。主任クラスに昇格する際には2つの資格が必要となるため、入社後早めに取得しておくことで昇給のチャンスが広がります

次に、現場での実績を積むことが重要で、大型案件の施工管理経験や安全管理の徹底などが評価されます。さらに、PC技術という専門分野での知見を深め、新工法開発や技術指導といった付加価値の高い業務に携わることで、高い評価と年収アップにつながるでしょう。

大成建設グループ入りにより、グループ内での人材交流や技術共有の機会が増加しており、親会社へのキャリアパスも視野に入れることで、さらなる年収アップの可能性が広がります。

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ピーエス・コンストラクションのボーナス(賞与)・評価制度・福利厚生

ピーエス・コンストラクションは、賞与が年収の大きな部分を占める給与体系が特徴です。

賞与・ボーナス4.5〜6ヶ月分(約200万円)
年2回(7月、12月)+ 決算賞与
賞与・ボーナス率約26%
福利厚生独身寮・社宅完備 / 従業員持株会 /
財形貯蓄積立金制度 / 確定拠出年金制度 /
奨学金返済支援制度 / 通勤手当 /
技術免許手当 / 工事関係手当、ほか
評価制度半期ごとの目標設定・自己評価制度
(上司による評価)
出典:公式サイトや求人・転職サイトの採用情報・募集要項より

評価制度に関する口コミの例

  • 半期ごとに自分で目標を立て半年後に自己評価し上司である評価者に提出
  • 自分の評価を知ることができない、人事評価システムとして稼働しているとは思えない
  • 評価は直属の上司が行うので、関係性などは鍵になってくるのではないかと感じる
  • 昇格要件資格の取得が必須なので必ず取らなければならない
  • 主任クラスに上がるときは2つ資格が必要なので早めに2つ取っておくと後々楽になると感じる

賞与は基本的に年2回で合計4.5ヶ月分が支給され、業績が好調な年には決算賞与として1.5ヶ月分が追加されます。福利厚生面では、現場勤務者向けの独身寮や社宅が完備されており、家賃負担なしで生活できる点が大きなメリットです。

さらに、奨学金返済支援制度があるため、新卒で入社した若手社員にとっては経済的な負担軽減につながります。評価制度については、半期ごとに目標設定と自己評価を行う仕組みですが、評価結果のフィードバックが不透明という声もあり、改善の余地があるかもしれません。

ピーエス・コンストラクションの年収に関するよくある質問

ピーエス・コンストラクションの年収に関してよくある疑問や質問について解説していきます。

  1. 大成建設の子会社化で年収はどう変わった?
  2. PC橋梁専門企業としての給与優位性は?
  3. 若手のうちに年収を上げる最短ルートは?
  4. 職種(事務・技術・技能)による年収格差はある?
  5. 年収アップで手取りが思ったより増えないのはなぜ?
  6. 競合他社と平均年収を比較する際の注意点は?
  7. 転職時の年収交渉で提示額を上げるポイントは?
  8. 残業削減で年収が下がるリスクへの対策はできる?

1. 大成建設の子会社化で年収はどう変わった?

2023年の大成建設による子会社化直後は大きな変化はありませんでしたが、今後は親会社の給与体系に近づく可能性があります

グループシナジーによる受注増加や技術共有が進めば、中長期的には待遇改善が期待できるでしょう。また、大成建設への出向やグループ内異動といった新しいキャリアパスも生まれており、年収アップの選択肢が広がっています。

2. PC橋梁専門企業としての給与優位性は?

プレストレスト・コンクリート技術という専門性の高い分野で業界トップクラスの実績を持つため、同規模の準大手ゼネコンと比較しても遜色ない給与水準を維持しています

NEXCOの橋梁部門で売上1位という実績が示すように、安定した受注基盤があることが高水準の年収を支える要因となっており、今後の橋梁更新・補修需要の拡大も追い風となるでしょう。

3. 若手のうちに年収を上げる最短ルートは?

入社後3年以内に1級土木施工管理技士や1級建築士などの国家資格を取得し、大型プロジェクトの現場経験を積むことが最短ルートです

主任クラスへの昇格には複数の資格が必要なため、早期に資格を揃えておくことで20代後半から30代前半で主任に昇格し、年収750万円台を目指せます。さらに、PC技術の専門知識を深め社内での技術指導や新工法開発に携わることで、より早い昇進も可能になります。

4. 職種(事務・技術・技能)による年収格差はある?

職種ごとに賃金体系や年収の「伸び方」が異なります

事務・技術系は昇進試験の結果が年収を左右し、基幹職への登用で1,000万円を超えていくのが一般的です。一方、技能系は現場での熟練度や残業、交代勤務手当が年収の柱となります。

5. 年収アップで手取りが思ったより増えないのはなぜ?

累進課税による所得税率の上昇と、社会保険料の負担増が主な原因です

額面が100万円増えても、実際の手取り増は6〜7割程度に留まるのが一般的です。そのため、額面だけでなく、税負担の影響を受けにくい「福利厚生」がいかに充実しているかが、実質的な豊かさを左右します。

6. 競合他社と平均年収を比較する際の注意点は?

平均年齢や職種構成の違いに注目することが不可欠です

平均年収は若手が多い企業ほど低く見えますが、実際には昇給率が高い場合もあります。表面的な順位だけで判断せず、自分の年齢に近い「モデル年収」や住宅手当の有無、賞与の業績連動幅を確認し、手取りベースの「総報酬」で比較検討することが重要です。

7. 転職時の年収交渉で提示額を上げるポイントは?

自身のスキルが転職先の利益にどう直結するかを、数値で示すことが最も効果的です

また、前職の賞与や手当を含めた「総年収」を正確に伝え、提示額が基本給ベースなのか、残業代込みなのかを明確にしましょう。自身の市場価値を客観的に提示することが、納得感のある交渉につながります。

8. 残業削減で年収が下がるリスクへの対策はできる?

基本給の推移と、評価制度の仕組みを確認することで対策が可能です

転職先を選ぶ際は、残業代ありきの体系ではなく、基本給が高く設定され、成果が賞与に反映される仕組みがあるかを重視して選定しましょう。

ピーエス・コンストラクションの企業概要と事業内容

ピーエス・コンストラクションの企業概要
企業名ピーエス・コンストラクション株式会社
設立年月1952年3月
本社所在地〒105-7365
東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京汐留ビルディング18階
資本金42億1,850万円
公式サイトhttps://www.psc.co.jp/

主な事業内容

  • 土木事業:PC橋梁(プレストレスト・コンクリート橋梁)の設計・施工、道路、鉄道、空港、港湾、上下水道などのインフラ建設
  • 建築事業:マンション、工場、物流拠点、競技場、商業施設などの建築工事
  • PC技術開発:プレテンション方式・ポストテンション方式のPC技術開発、新工法・新技術の研究開発
  • 橋梁補修・更新:既設橋梁の耐震補強、老朽化対策、長寿命化工事
  • 海外事業:東南アジアを中心とした海外インフラプロジェクトへの参画
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