【2026年版】松井建設の平均年収は804万円|役職・年齢別の給与・初任給・ボーナス制度を解説

松井建設は、2024年度の平均年収が804万円と、建設業界の全体平均を大きく上回る水準にあります。創業1586年の歴史を持つ中堅ゼネコンとして、社寺建築から一般建築・土木まで幅広く手がけており、安定した事業基盤に支えられた給与水準が特徴です。

この記事の要約
  • 2024年度の平均年収は804万円
    • 過去5年間の平均年収は764万円
    • 手取り目安は551万円
  • 年収推移は2016年度728万円〜2024年度804万円
    • 前年度の797万円よりも+0.9%増加

この記事では、公式サイトのデータや口コミ、独自調査による情報をもとに、年収や関連する待遇・制度について解説していきます。

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目次

松井建設の平均年収は804万円

平均年収平均年齢
804万円
手取り551万円/年
手取り約46万円/月
44.6歳

松井建設の2024年度の有価証券報告書によると、平均年収は804万円です。厚生労働省が公表する建設業全体の平均年収(約544万円)と比較しても約260万円高く、国内上場ゼネコンの中でも安定した水準を維持しています。

直近10年間の推移を見ると、686万円(2013年度)から804万円(2024年度)へと着実に上昇しており、長期的な増収傾向が続いているといえるでしょう

創業440年の「社寺の松井」による手当・福利厚生の充実に注目!
松井建設は社寺建築を中核とする歴史ある中堅ゼネコンで、作業所手当・子育て手当・地域手当など現場社員への手当が充実。独身寮や保養所といった厚生施設も整備されており、額面以上に生活コストを抑えやすい環境が整っています。

年収構成(基本給+残業代+賞与年2回)

松井建設の年収構成について、公式の求人情報をもとに試算した内訳は以下のとおりです。

年収構成30歳の例40歳の例
年収720万円930万円
基本給約350万円約450万円
残業代約120万円約130万円
賞与約150万円約220万円
その他手当約100万円約130万円
独自調査に基づく年収データ

松井建設の年収は基本給に加え、作業所手当・地域手当・子育て手当・国家資格手当などの諸手当と、固定残業手当(最大6.8万円/月・約20時間分相当)で構成されます。

さらに年2回の賞与が上乗せされる仕組みで、現場配属となる施工管理職は作業所手当が加算されるため、本社勤務より年収が高くなる傾向にあります。超過勤務手当は固定残業手当を上回った場合に差額が支給される点も特徴です。

年度別の平均年収の推移について

松井建設の年度別平均年収は、2013年度の686万円を底に長期的な上昇トレンドを描いています。

年度平均年間給与平均年齢
2024年度約804万円44.6歳
2023年度約797万円44.5歳
2022年度約783万円44.5歳
2021年度約721万円44.7歳
2020年度約718万円44.6歳
2019年度約743万円44.3歳
2018年度約727万円44歳
2017年度約760万円44.1歳
2016年度約758万円43.9歳
2015年度約728万円43.8歳
出典:松井建設|有価証券報告書

2019年度・2021年度はそれぞれ前年度比でマイナスとなる年もありましたが、2022年度以降は3年連続で増加に転じており、2024年度は過去最高水準の804万円を記録しています。

直近10年間での上昇幅は約118万円(約17%増)にのぼり、建設業界全体の賃上げ傾向と相まって着実な給与水準の底上げが見られます。平均年齢も44歳台で安定しており、ベテラン社員が多く在籍することが高い平均年収を支える一因となっているようです

松井建設の平均年収(役職・年齢別)

松井建設の平均年収を、役職や年齢別にさらに詳しく見ていきましょう。

# 役職別年収
課長は917万円・部長は1,036万円

松井建設では、年功序列を基本としながら、役職が上がるにつれて年収も大きく増加する傾向があります。

役職年収目安手取り目安
主任700万円500万円前後
係長780万円550万円前後
課長920万円640万円前後
部長1,040万円720万円前後
独自調査に基づく役職別年収データ

実際の社員の口コミ

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給与体系については,基本賃金として基本給(本人給・職能給),第二基本給,ライフプラン手当支給額,資格手当,役職手当。基準内賃金として子育て手当,地域手当があります。また基準が賃金として超過勤務手当,作業所手当,作業所宿泊手当,別居手当,作業所長手当,作業所副所長手当,通勤手当,帰宅交通費,災害時対応手当,除染等業務従事手当があります。

引用元:openwork

良くも悪くも年功序列と言える。
年収1000万がひとつの大台(主観)だと思うが、所長になってもそれには届かない様子

引用元:openwork

新卒入社7年目 30歳 営業主任 年収450~500万円

引用元:openwork


口コミからは年功序列の傾向が強く、30歳頃まではほぼ横並びの評価となることが多いようです。施工管理職の場合は作業所手当や残業代が加算されるため、同年代の営業・事務職と比べて年収差が生じやすい傾向があります。

一方、部長職クラスになると年収1,000万円台に到達するケースもあり、長期的なキャリアアップが収入増加に直結する構造です。とくに、現場所長の経験を持つ技術職は昇進スピードが速くなる可能性があります。

# 年齢別年収
30歳で720万円・40歳で930万円

松井建設の年齢別年収は、公式の求人情報にある年齢別目安をもとに試算したものです。

年齢推定年収推定範囲
25歳610万円550〜660万円
30歳720万円650〜790万円
40歳930万円860〜1,000万円
独自調査に基づく年齢別年収データ

実際の社員の口コミ

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賞与は組合との妥結額なので事前におおよそは想定出来た。昇給は毎年少々ではあるが必ずある。手当はだんだん削減された印象がある。

引用元:openwork

基本給、職能給、各種手当、残業代が主な給与構成
毎年定時昇給はある

引用元:openwork

年功序列型給与。
現場所員は手当が充実している。

引用元:openwork

口コミによれば毎年の定時昇給は確実にあるものの、昇給額は小幅にとどまる傾向が強いようです。25歳時点では残業代・手当込みで610万円程度が目安となり、30歳で720万円、40歳では930万円と、年齢とともに着実に増加するモデルが公式情報から確認できます。

なお、営業職や管理部門は現場職と比べて作業所手当がない分、同年代でも年収に差が出ることがある点は念頭に置いておくとよいでしょう。

# 初任給・新卒1年目の年収
大卒28万円・院卒30万円(2025年)

松井建設の初任給は、2025年度(2026年4月入社)の公式情報として大学卒28万円・大学院卒30万円と明示されています。

入社年度学歴初任給推定年収
2025年度大学院卒30万円約430万〜480万円
大学卒28万円約400万〜450万円
高専卒27万円約380万〜430万円
2024年度大学院卒約29万円約410万〜460万円
大学卒約27万円約380万〜430万円
高専卒約26万円約360万〜410万円
2023年度大学院卒約28万円約390万〜440万円
大学卒約26万円約360万〜410万円
高専卒約25万円約340万〜390万円
独自調査に基づく初任給データ(2025年度は公式情報、2024年度・2023年度は複数の転職サイトで調べた情報をもとにした推計値です)

実際の社員の口コミ

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建設業界では平均だと思う。独身寮もあり、家賃の負担はかなり減るので貯蓄は十分できると感じた。

引用元:openwork

昇給は年功序列制の一般的な増え方。資格取得で奨励金は貰えるが、毎月手当がつくわけではない。

引用元:openwork

年功序列型給与。
現場所員は手当が充実している。

引用元:openwork

初任給の水準は業界内では標準的との声が多い一方、独身寮の活用によって実質的な手取りを大きく確保できる点が新卒社員には魅力となっています。賞与については入社1年目からおおむね支給されますが、初年度の支給額は在籍期間に応じた寸志ベースになる場合があります。

資格取得(1級施工管理技士など)を早期に達成すれば国家資格手当が加算され、同期間でも数万円単位の年収差が生じるため、入社後は積極的な資格取得を意識することが年収アップへの近道となっています。

松井建設へ転職した場合の年収はどう決まる?

中途採用の場合、前職の経験年数や保有資格、配属職種によって年収が大きく変わります。

採用時の想定年次・役職転職後の年収例手取り目安(年・月)
第二新卒・若手
(経験5年未満)
610万〜680万円年:430万〜480万円
月:36万〜40万円
中堅・リーダー候補
(主任相当)
700万〜800万円年:490万〜560万円
月:41万〜47万円
専門職・マネジメント層
(管理職相当)
860万〜930万円年:600万〜650万円
月:50万〜54万円

松井建設の中途採用(土木・建築施工管理)では、3年以上の施工管理経験が必須条件とされており、1級施工管理技士の保有者は歓迎条件となっています。公式情報によれば、月給41万〜62万円・想定年収610万〜930万円と提示されており、幅広い年収帯での採用が行われます

転職後の年収は前職の基本給・諸手当・残業実績などを総合的に考慮して決定されるため、入社前に現在の「総支給額」を正確に把握・提示することが、より高い年収交渉につながりやすいでしょう。

大手競合他社との年収比較

松井建設の年収を競合他社と比較してみると、同規模の中堅ゼネコンの中では平均的な位置づけです。

企業平均年収
松井建設約804万円(44.6歳)
熊谷組約849万円(42.5歳)
戸田建設約941万円(44.6歳)
五洋建設約925万円(43.9歳)
西松建設約975万円(43.5歳)
出典:各企業の公式データ(有価証券報告書等)より

同規模帯のゼネコンと比較すると、松井建設の平均年収は準大手各社よりも100〜170万円程度低い水準にあります。ただし、平均年齢はほぼ同水準であるため、年齢・経験年数あたりの年収差として純粋に比較できるといえるでしょう。

一方、松井建設は独身寮や保養所など現物給付型の福利厚生が充実しており、額面の年収差ほど実質的な生活水準の差がないケースもあります。年収の高さだけでなく、手当・福利厚生の内容も含めた「総報酬」ベースでの比較検討をおすすめします

松井建設で年収を上げる3つのステップ

松井建設で年収を上げるには、資格取得・現場キャリア・昇進試験の3つを意識したキャリア設計が重要です。

松井建設は年功序列の傾向が強い一方で、資格取得や現場実績によって同期間でも年収差が生じやすい仕組みになっています。とくに施工管理職では、1級施工管理技士の取得が国家資格手当の加算に直結するため、入社後3〜5年以内での取得を目指すことが年収向上の最短ルートといえます

さらに、昇進試験の突破による役職手当の加算も年収増加に大きく貢献するため、日頃の業務実績と試験対策を並行して進めることが肝心です。

転職によって年収水準そのものをリセットする方法もあります。同業他社への転職で年収が大きく上がるケースもあるため、現年収に不満がある場合は市場価値の確認をしておくことも有益です。

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1.6万件の施工管理系求人
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松井建設のボーナス(賞与)・評価制度・福利厚生

松井建設は、賞与や手当・福利厚生が総合的に整備された、中堅ゼネコンとして安定した処遇環境を持つ会社です。

賞与・ボーナス年2回(7月、12月)
参考:就職四季報によると
約4ヶ月分・約120万円を想定
賞与・ボーナス率約15〜16%
福利厚生雇用保険 / 健康保険 / 労災保険 /
厚生年金保険 / 財形貯蓄 / 従業員持株会 /
住宅資金貸付 / 慶弔見舞金 /
企業年金基金 / 独身寮 / 保養所、ほか
評価制度年功序列を基本とする職能評価制度
(上司による5段階評価、昇級試験あり)
出典:公式サイトや求人・転職サイトの採用情報・募集要項より

評価制度に関する口コミの例

  • 上司が5段階で複数人にて評価する
  • 5年目まではほぼ全員同じ評価しかつかない
  • 階級が上がるときに昇級試験がある
  • 資格取得等により若干の昇進差はあるがほとんど、年功序列による評価制度
  • 30歳頃までは、よほど優秀でない限り評価はあまり上がらない
  • 目標管理等は存在せず、普段のしごとぶりで評価される

評価制度は年功序列が基本で、入社5年目頃まではほぼ同期横並びの評価となる傾向があります。その後は昇級試験の結果や日常業務の評価が昇進・年収に反映される仕組みです。

賞与は労働組合との妥結額が基準となるため、事前に見込み額をある程度把握しやすい点が安心感につながっています。さらに、財形貯蓄・企業年金基金・住宅資金貸付など老後・生活面での長期支援制度が充実しており、額面の年収だけでは測れない待遇の厚さがあるといえるでしょう。

松井建設の年収に関するよくある質問

松井建設の年収に関してよくある疑問や質問について解説していきます。

  1. 松井建設の平均年収は業界の中でどのくらいの位置?
  2. 転職者(中途採用)の年収はどう決まる?
  3. 施工管理職と事務職では年収にどれくらい差がある?
  4. 職種(事務・技術・技能)による年収格差はある?
  5. 年収アップで手取りが思ったより増えないのはなぜ?
  6. 競合他社と平均年収を比較する際の注意点は?
  7. 転職時の年収交渉で提示額を上げるポイントは?
  8. 残業削減で年収が下がるリスクへの対策はできる?

1. 松井建設の平均年収は業界の中でどのくらいの位置?

有価証券報告書ベースでは804万円(2024年度)と、中堅ゼネコンの中では平均的な水準です

準大手ゼネコン10社の平均(約950万円前後)と比べると低めですが、建設業全体の平均約544万円を大きく上回っており、中堅ゼネコンとして評価できる年収水準といえます。

2. 転職者(中途採用)の年収はどう決まる?

前職の経験年数・保有資格・担当工種をもとに個別で決定されます

公式の求人情報によれば月給41万〜62万円(残業45時間分含む)が提示レンジで、1級施工管理技士の有無が年収の上限に大きく影響します。現職の「総支給額」を提示して交渉することが、より高い条件獲得につながりやすいでしょう。

3. 施工管理職と事務職では年収にどれくらい差がある?

施工管理職には作業所手当・宿泊手当などが加算されるため、同年齢・同役職の事務職と比べて年収が高くなる傾向があります

口コミでは同期の営業主任(30歳)が450〜500万円との声もあり、職種・配属先によって数十万〜100万円規模の差が生じる可能性があります。

4. 職種(事務・技術・技能)による年収格差はある?

職種ごとに賃金体系や年収の「伸び方」が異なります

事務・技術系は昇進試験の結果が年収を左右し、基幹職への登用で1,000万円を超えていくのが一般的です。一方、技能系は現場での熟練度や残業、交代勤務手当が年収の柱となります。

5. 年収アップで手取りが思ったより増えないのはなぜ?

累進課税による所得税率の上昇と、社会保険料の負担増が主な原因です

額面が100万円増えても、実際の手取り増は6〜7割程度に留まるのが一般的です。そのため、額面だけでなく、税負担の影響を受けにくい「福利厚生」がいかに充実しているかが、実質的な豊かさを左右します。

6. 競合他社と平均年収を比較する際の注意点は?

平均年齢や職種構成の違いに注目することが不可欠です

平均年収は若手が多い企業ほど低く見えますが、実際には昇給率が高い場合もあります。表面的な順位だけで判断せず、自分の年齢に近い「モデル年収」や住宅手当の有無、賞与の業績連動幅を確認し、手取りベースの「総報酬」で比較検討することが重要です。

7. 転職時の年収交渉で提示額を上げるポイントは?

自身のスキルが転職先の利益にどう直結するかを、数値で示すことが最も効果的です

また、前職の賞与や手当を含めた「総年収」を正確に伝え、提示額が基本給ベースなのか、残業代込みなのかを明確にしましょう。自身の市場価値を客観的に提示することが、納得感のある交渉につながります。

8. 残業削減で年収が下がるリスクへの対策はできる?

基本給の推移と、評価制度の仕組みを確認することで対策が可能です

転職先を選ぶ際は、残業代ありきの体系ではなく、基本給が高く設定され、成果が賞与に反映される仕組みがあるかを重視して選定しましょう。

松井建設の企業概要と事業内容

松井建設の企業概要
企業名松井建設株式会社
設立年月1939 年1月
本社所在地東京都中央区新川一丁目17番22号
従業員数762名
資本金40億円
公式サイトhttps://www.matsui-ken.co.jp/

主な事業内容

  • 建築事業(一般建築):教育施設・医療福祉施設・集合住宅・オフィスビルなどの設計・施工
  • 建築事業(社寺建築):神社・仏閣・文化財の建設・修繕・復元(創業以来の中核事業)
  • 土木事業:公園・団地の外構整備、橋梁、道路・地盤整備(主に関東圏)
  • 技術開発事業:免震・制振・耐震補強工法、木質構造、ZEB・ZEH-M対応技術の研究開発
  • 不動産・グループ事業:関連会社による賃貸・PFI事業(松友商事、松井リフォームほか)
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