施工管理の土日休みは嘘⁉歴10年の私が語る真実と解決策を紹介!

  • 施工管理の仕事は休みがないって本当?
  • 土日休みの仕事に就くためにはどうしたらいい?

これらの悩みについて、施工管理歴10年の経験をもとに解説します。

結論:施工管理の「土日休み」は完全な嘘とは言い切れませんが、求人票どおり毎週土日休めるとは限りません。工期や現場状況、会社の休日制度によって土日出勤が発生するケースは多く見られます。

求人を見るときは、次の4点を確認しましょう。

求人票で必ず確認したい4項目
  • 「完全週休二日制」か「週休二日制」か
  • 休日が「土日固定」かどうか
  • 休日出勤時の代休・振休が取れるか
  • 直近の平均月間休日数(実績)

本記事では、歴10年の筆者が、施工現場でのリアルな経験をもとに、土日休みの真実とよりよい選択肢の見つけ方を解説します。

目次

施工管理の土日休みは嘘!一体なぜ?

施工管理は土日休みの割合が少なく、土日も働く施工管理者が多いため、「土日休みなんて嘘!」と言われる場面が目立ちます。

なぜ土日休みが少なく、嘘だと騒がれてしまうのか、その理由を2つ解説します。

発注者の設定工期で全てが左右される

発注者が定めた工期でゴールに向けて工事を遂行していきます。

しかし、この工期が短ければ土日も出勤をして、遅れが生じないようにせざるを得ません。

その結果、土日も働く施工管理者が多く、土日休みは嘘だと言われる場面が出てきます。

編集部

施工管理は常に発注者の仕事を受ける立場。土日休みの割合が少なくなりやすい構造があります。

単純に業務量が多くきつい

工期だけでなく、施工管理の業務量が多すぎるのも原因の一つです。

業務量による土日休みが減る要因
  • 日中は現場が忙しく机上業務が溜まる
  • 残業だけでは捌ききれない業務の多さ
  • 現場が休みの日に溜まった机上業務を捌く

などの理由から、現場だけでなく机上業務も多い施工管理は、どうしても土日休みを取ることが難しくなります。

編集部

今思えば、休日に机上業務をするのが当たり前になっていました…。

施工管理はきつい理由についてはこちらで詳しく解説しています。

施工管理の休日が少ない要因

なぜ、施工管理の休日が少ないのか?

休日が少ない要因
  • 工期優先
  • 人手不足
  • 工事の遅れ
  • 仕事の絶対量が多い

冒頭の発注者の設定工期で全てが左右されるで紹介した工期優先、人手不足などが挙げられます。

施工管理の平均月間休日数を20代、30代、40代、50代、60代、平均別に示した棒グラフの図

セコカンプラスの2022年版調査によると、20代の平均月間休日数は5.9日と、年代別で最も少ない結果でした。完全週休二日制の職種と比べると、かなり少ないことが分かります(出典:セコカンプラス)。

この数値は2021年4月〜2022年3月にセコカンプラスへ登録された施工管理者2,535名分の集計で、2024年4月の建設業向け時間外労働の上限規制が適用される前のデータです。最新の求人を選ぶ際は、現時点の休日実績も合わせて確認しましょう。

私が施工管理の時で月平均5~6日だったので、ほぼ毎週土日のどちらかは出勤していました。

求人広告と現実:“土日休み”の落とし穴

求人広告の「土日休み」は多くの場合、一定の条件や制限が付いており、企業も採用の魅力を高めるために条件を緩和して表示する場合が多いです。

例えば、「土日休み可能」と書いてあっても、繁忙期や特定の工事では、土日出勤が必須になるケースがあります。

近年は国交省が公共工事を中心に週休2日の確保を進めており、現場によっては休日改善の動きも出ています。ただし、民間工事や短工期の現場では土日出勤が残るケースも多いため、求人票の表記だけで判断せず、休日制度の中身まで確認することが大切です。

週休二日制と完全週休二日制の罠

求人情報を見ると、施工管理の求人には「週休二日制」と書かれていることが多くあります。

この、「週休二日制」と「完全週休二日制」の違いを知らないまま「土日休みだ」と思って応募し、ふたを開けると土日休みではなかったというケースが多く見られます。

「完全週休二日制」は“毎週2日の休みがある”という制度であり、必ずしも土日固定休みとは限りません。土日休みを希望するなら、「完全週休二日制かどうか」だけでなく、「休日:土日祝」「休日出勤時の代休・振休の有無」までしっかり確認しましょう。

編集部

実はこれ私も同じ失敗をしていて、「土日休み」と書かれていたから選んだのに、現実は全然違いました。

土日休みの施工管理は存在するのか?休みを手に入れるには

施工管理の仕事で毎週土日を確実に休むのは、難しい現実があります。「完全週休二日制」と書かれた求人でも、土日固定で休める企業を見つけるのは簡単ではありません。

では、どうしたらいいのか?

経験から言えるのは、土日休みを重視するなら異業種か発注者側への転職が有力な選択肢になるということです。

転職・キャリアアップで土日休みを目指す

施工管理のまま毎週土日休みを安定して確保するのは、正直難しいのが実情です。転職やキャリアアップで完全週休二日制、もしくは週休二日制でも休日比率が高い企業へ移るのは賢明な選択肢の一つです。

施工管理のキャリアを活かしたいのであれば発注者側への道を検討するのが現実的です。

転職や昇格を通じて労働環境を整えることで、土日休みを実現できる可能性を高めましょう。

編集部

発注者に転職してから休日出勤したのは、たったの1回だけです。土日も当たり前のように働いていた環境が嘘のように、家族や自分の時間を確保できるようになりました。

土日休みを確保するための具体的解決策

土日休みを確保することは、自分の働き方や職場選び次第で実現できる可能性があります。

ただし、施工管理は土日休みが少ないという現実は受け止めたうえで、効率化と環境選びの両面で取り組む必要があります。

解決策について紹介します。

効率的な仕事の進め方で土日を確保

効率的な作業管理と工事の進行が、土日休みを確保するカギです。

個人の効率化だけでは限界があるものの、タスク管理やスケジュール調整を厳密にコントロールするだけで、土日を確保できる確率は上がります。

あわせて、上司への相談や代休・振休の取得、会社の人員体制や工期設定の確認など、職場側の制度を活用することも重要です。

編集部

どれも中途半端にこなすのが一番業務効率が悪いので、タスク管理で一つずつ片付けていくだけでも、全然違います。

ワークライフバランスを考慮した職場選び

職場の選び方は、土日休みに大きな影響を与えます。企業の文化や労働条件が土日休みに直結するため、これらを考慮した職場選びが重要です。

ネットの口コミは個人差があるため参考情報として確認しつつ、転職エージェントや面接で休日実績を直接聞くのが確実です。

求人票だけでは分かりにくい休日実態まで確認し、自分に合う職場環境を見極めましょう。

まとめ:施工管理の土日休みは表記だけで判断しない

施工管理職に「毎週土日休み」を期待しすぎると、ギャップに苦しむ可能性が高くなります。

求人票の表記と現場の実態が異なるケースは少なくなく、知らずに業界へ踏み込むと、理想とのギャップに耐えられず辞めたくなることもあります。

本記事の重要ポイント
  • 土日休みの実態は発注者の工期や現場状況に大きく左右される
  • 業務量のきつさは効率化と職場制度の活用で軽減を目指す
  • 土日休み重視なら、職場選びと休日制度の確認が必須
  • 毎週土日休みを目指すなら、発注者側や異業種への転職も選択肢

自分に合った最適な環境を手に入れるためには、これらのポイントを把握したうえで行動に移すことです。

求人情報は表記だけで判断せず、休日制度や直近の実績まで確認したうえで、適切なキャリアプランを立てることが大切です。

今後のキャリアの手助けになれば幸いです。

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