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施工管理がやばい理由は?救急車で2回も搬送された10年選手が解説

施工管理がやばい理由は?救急車で2回も搬送された10年選手が解説

施工管理ってなにがやばいの?他の人のやばい経験は?を知った上で今後のキャリアについて考え直したいと考えていませんか?

実際に私も施工管理を続ける中で、このままではやばい…と思い実情を見つめ直し、行動したことで現状を大きく変えることができました。

いちはら

あまりのやばさに後押しされ、思い切って行動した結果、生活が良い方向に激変しました!

※青字をクリックすると、読みたい場所まで飛べます。

施工管理経験10年の中で、あまりのやばさに救急車で2回も搬送された私が、悩んでいる皆さんに経験を基にやばさを記事にまとめました。

この記事を書いた人

管理人:いちはらくん

  • 施工管理として10年勤務
  • 救急車で2回搬送経験あり
  • 転職後は一度も体調不良なし
もっと詳しく

CAREER BUILDでは、「施工管理の迷いと焦りを解決する」をコンセプトに、主に施工管理の転職について発信しています。

この記事をおすすめする人
  • 施工管理のやばさを知りたい方
  • 他の人の施工管理のやばい経験を知りたい方
  • 施工管理をやめて次に移るためのポイントを知りたい方

本記事を読めば施工管理のやばさを実感し、キャリアについて見つめ直すキッカケになります。

休日をしっかり確保し、健康的な生活を手に入れるためにも「施工管理がやばい理由」をしっかり把握しましょう。

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目次

施工管理は何がやばい?そう言われる理由

施工管理は何がやばい?そう言われる理由

施工管理は建設業において、需要の高い仕事で企業も数多い職種です。一方で、施工管理はやばいと言われることが多く、就職や転職を迷われている方も多いのではないでしょうか。

実際にGoogleで「施工管理」と調べると関連性の高い検索に類似ワードで、「やめとけ」「きつい」などが表示され、「向いてない人」「女性 きつい」と言ったネガティブキーワードもあります。

その反面、「意外と楽」と言われる理由を知りたい人も居るのは事実。

施工管理が意外と楽ではない理由をこちらで紹介しているので、合わせてご覧ください。

Googleで「施工管理」と検索した時の関連性の高い検索
Googleで「施工管理 やばい」と検索した時の関連性の高い検索

施工管理が「やばい」と言われる理由は下記の通りです。一つずつ解説していきます。

施工管理がやばいと言われる理由①:
残業時間の多さ

施工管理がやばいと言われる理由1つ目は残業時間の多さ。

日中は基本的に現場の管理業務を行い、定時後に事務仕事をしないといけないほどの業務量の多さが原因です。

平均残業時間
施工管理と全職種の平均残業時間の比較

施工管理と会社員で約4倍もの差があります。

ちなみに、私が施工管理として働いているときの平均残業時間は50.3時間/月で、上記資料と同じくらい残業をして家族の時間などありませんでした。

施工管理がやばいと言われる理由②:
月間休日が少ない

施工管理がやばいと言われる理由2つ目は月間休日が少ないこと。

発注者からの工事工期が短いが故に、土日祝も仕事をしないと、期日までに工事が終わらない事が原因です。

施工管理の平均月間休日数を20代、30代、40代、50代、60代、平均別に示した棒グラフの図
施工管理の平均月間休日数

施工管理の平均月間休日数を見ると、20代で5.9日と完全週休二日制の方と比べ少ないことが分かります。(出典:セコカンプラス

産業労働者1人
平均付与日数
労働者1人
平均取得日数
鉱業,採石業,砂利採取業18.110.5
建設業17.89.5
製造業18.611.7
電気・ガス・熱供給・水道業19.313.8
情報通信業18.611.7
運輸業、郵便業17.410.4
卸売業、小売業17.58.7
金融業、保険業19.811.2
不動産業、物品賃貸業17.29.5
学術研究、専門・技術サービス業19.011.5
宿泊業、飲食サービス業14.86.6
生活関連サービス業、娯楽業15.88.4
教育、学習支援業18.09.0
医療、福祉16.49.9
複合サービス事業19.614.2
サービス業(他に分類されないもの)16.09.8
出典:令和4年就労条件総合調査の概況

厚生労働省の令和4年就労条件総合調査の概況より労働者1人平均年次有給休暇の取得状況を見ると、建設業は16産業のうち、5番目に取得日は少ないのが分かります。

土日祝も仕事をしないといけない環境下で働く分、有給休暇も取得しずらいです。

いちはら

私は月2日とかの日もあったので、あくまでも参考値です…。

施工管理がやばいと言われる理由③:
人手不足による個人への負担

施工管理がやばいと言われる理由3つ目は人手不足による個人への負担です。

年々建設業における就業者数は「転職」「退職」「新人の参入減」が原因で減少傾向にあり、人手不足が原因で、働き続ける人への業務量の暴力が襲い続けています。

人手不足による個人への負担
出典:最近の建設業を巡る状況について

国土交通省の最近の建設業を巡る状況についてに記載の建設業における職業別就業者数の推移をみると、平成9年から令和4年にかけて、就業者が減少していることが分かります。

若年層は減り、老齢者ばかりが増え、しがみ続ける20代30代への負担は増え続ける一方です。

施工管理がやばいと言われる理由④:
人間関係による精神的ストレス

施工管理がやばいと言われる理由4つ目は人間関係による精神的ストレスです。

施工管理は発注者と協力会社(職人含む)との間で板挟み状態であり、上からも下からも厳しい声が飛び交う中、グッと堪え続けなければなりません。

我慢を続けることで、目に見えないストレスが風船のように膨れ上がり、最後はパンっと破裂。

その結果、うつ病や精神疾患と言った症状が発症してしまいます。

いちはら

ストレスのあまり体調不良で1カ月休職しました…。

施工管理がやばいと言われる理由⑤
働き方改革によるサビ残増加の恐れ

施工管理がやばいと言われる理由5つ目は働き方改革によるサビ残増加の恐れ。

建設業では、2024年4月から時間外労働に罰則付きで上限が法律に規定されます。

施工管理がやばいと言われる理由⑤:
働き方改革によるサビ残の増加が懸念される
出典:厚生労働省「時間外労働の上限規制分かりやすい解説」
時間外労働の上限規制(罰則付き)
原則例外
月45時間以内
年360時間以内
・特別条項が適用となる場合

1.年間720時間(月平均60時間)
2.年間720時間の範囲内で以下を満たす場合

2~6カ月の複数月平均80時間以内
月100時間未満(休日労働を含む)
月45時間を超えられるのは年6回まで
災害時の復旧・復興
建設業の災害の復旧・復興の事業に限り以下2点は適用しない

2~6カ月の複数月平均80時間以内
月100時間未満(休日労働を含む)
出典:国土交通省「建設業における働き方改革」

企業は罰則に恐れ残業に厳しくなります。しかし、増えない人手に減らない業務量が逆に施工管理者を苦しめる羽目になるのが目に見えています。

いちはら

会社は帰れを徹底するでしょうが、現場はそうはいかずサビ残をする羽目になりそうです…。

施工管理は早い段階でやめとくべき?

施工管理は早い段階でやめとくべき?

やばい、きつい、やめたいなど一度でも思ったのなら迷わず辞める方向に進むべきです。

なぜなら、一度その気持ちになった状況が一番最悪な状態で、そこからはジェットコースターのように加速しながら落ちてゆく一方だからです。

実際に私自身も辞めたいと思い始めた時の状況よりも、退職する時の状況はもっと過酷でした。

すぐには辞めなくとも、早い段階で転職サイトや転職エージェントに登録し求人だけでも見ておくと、いざ心で噴火が起きて、すぐやめたいと思った時にスムーズに動けます。

いちはら

気にもしたことのない職種が見つかることも。膨大な量なので、こまめに見るといいですよ!

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施工管理はやめとけと言われる理由についてはこちらで解説しています。

施工管理の向き不向きについて

施工管理の向き不向きについて

施工管理「やばい」と感じた時に、ほかに疑問に思うことは向き不向きについてです。

実は「向いていないだけで実は、やばくない?」「向いているけど、それよりもやばい」と考えるでしょう。

項目向いている人向いていない人
ストレス耐性どんなプレッシャーがかかっても冷静に対処できるストレスは感じやすく、プレッシャーがかかるとパニック
柔軟な思考力予期せぬ問題点や、変化にもしっかり対応できる固定概念が強く新しい状況や変化に反応が薄い
自己管理能力常務のタスク管理しっかりこなし、効率的な業務ができる期限やタスクを管理するのが苦手
コミュニケーション能力高い。多くの人と円滑にコミュニケーションが取れる人と話すのが苦手、大人数は避けがち
施工管理の向き不向きの特徴

特にコミュニケーション能力については重要で、苦手な人は、施工管理の世界で生き抜くことは正直オススメしません。

施工管理が「向いている人」「向いていない人」について詳しく解説した記事はこちら

施工管理がやばいと感じた時の改善策

施工管理がやばいと感じた時の改善策

施工管理がやばく、辞めたいと感じた時、「どうしたらいいかわからない」と悩み、後回しになってしまいますよね。

そういう時こそ、転職サイト、転職エージェントに登録が有効です。

施工管理を会社を変えてまで続けるのか?それとも転職して、やばい環境から脱却したいのか?

今後の人生を今よりも自由に過ごしたいのであれば後者一択。仮に施工管理という職種は変えず、会社だけ変えても、やばさは付きまといます。

いちはら

私もズルズルと我慢しながら続けてましたが、もっと早く見切りをつけて行動すべきだったと行動すべきでした…。

施工管理から転職するポイント

施工管理から転職するポイント

施工管理から転職をするのであれば、求人の紹介~入社まで手厚くサポートをしてくれる、転職エージェントの利用をオススメします。

私も数社利用し、エージェントのサポートにて転職したことで発注者に転職でき、ストレスから解放され、残業時間も15時間以内に収まるようになり、給料も2倍にアップしました。

おすすめエージェント

筆者が使用してよかったおすすめエージェントを紹介します。

転職エージェントは相性が大切になります。複数のサービスの登録をし、色んなエージェントとやり取りをして自分に合ったエージェントを見つける事が大切です。

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まとめ:施工管理の現状を真摯に受け止めよう

施工管理の働く環境は本当にやばく厳しいです。

これらの問題は、施工管理者の体と心に大きな負担をかけています。

しかし、この現状を知ることで、適切な対策やキャリアの選択ができます。

皆さんは私のように救急車で2回も搬送され、1カ月も入院することにならないためにも、今行動に移して自身のキャリアと健康を守ることをオススメします。

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