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【施工管理】履歴書の書き方が分からない?|作成時の注意点を解説

就職/転職活動時に必ず必要となる履歴書ですが、イマイチ書き方が分からず、何となくで書いてはいないでしょうか。

この記事では施工管理向けに、「履歴書の書き方」や「書く時の注意点」について解説します。

本記事のまとめ
  • 履歴書の書き方に沿って書こう
    次項を参考に1つずつ丁寧に間違いが無いよう書きましょう。特に職歴、志望動機はよく見られるポイントなので手を抜かないこと。
  • エージェントを使わないのは不利
    面接に限らず、履歴書や経歴書、自己PRなどに自信がない方は、エージェントを使わないと損。サポート力の高い建築転職建職バンクRSG建設転職あたりを活用しよう。
目次

履歴書の書き方

見本をもとに1つずつポイントを解説していきます。

就職や転職において、履歴書をどう書けばいいか分からず、曖昧なまま書いて提出するのは企業にマイナスなイメージを植え付けてしまうので注意しましょう。

書き方ステップ
  • 基本情報
  • 学歴・職歴
  • 免許・資格
  • 志望動機・自己PR
  • 本人希望の記入欄

↓タップして詳細を見る

①基本情報

氏名、生年月日、住所などの基本情報を埋めましょう。

ここへ記載した情報に企業から連絡がくるため、間違った情報を記載しないよう注意しましょう。

証明写真は以下のポイントを参考にしてください。

  • サイズは横30mm×縦40mm
  • 3カ月以内の写真を使用する
  • スタジオ/スピード写真で撮影
  • 写真の裏には名前を書いてから貼る
②学歴・職歴

学歴・職歴欄は応募者のこれまで受けてきた教育を伝える役割を持ちます。

学歴、職歴別に記載したポイントについては、以下の通りです。

学歴欄

  • 「学歴」「職歴」はそれぞれ中央に書く
  • 西暦もしくは和暦で統一する
  • 学校名、学部などは省略しない
  • 基本的には「高等学校 入学」から記載

職歴欄

  • 西暦もしくは和暦で統一する
  • 職歴はすべて記載する(短期間でも異動でも)
  • 社名、部署名は省略せず全て書く
  • 応募先に関する職務経験は記載しアピール
③免許・資格

免許・資格欄を書くときのポイントは以下の通り。

  • 西暦か和暦は統一すること
  • 免許・資格は正式名称で書く
  • 資格取得は時系列で書く
  • 免許・資格がない人は「特になし」と書く

学歴・職歴、その他の欄において「平成〇年」と書いている場合は、免許資格欄も「平成〇年」と統一するようにしてください。

必ずではありませんが、運転免許を1番に書いて、以下資格をまとめて取得順に書くのが一般的です。交互に書いたりと混ぜてしまうと把握しずらいので注意しましょう。

④志望動機・自己PR

志望動機を書くときのポイントは以下の通り。

  • 企業を希望する具体的根拠
  • 自身のスキル・経験を伝える実績
  • 企業研究から得た魅力と転職理由は結びつける

志望動機は職歴の次に採用担当者が重視している部分になります。

誰もが書けることだけで埋めても相手には欲しいと思わせることは出来ません。「希望企業でなければならない理由」を意識して書くと良いですよ。

⑤本人希望の記入欄

本人希望の記入欄を書くときのポイントは以下の通り。

  • 条件が無い場合は「貴社の規定に従います」と書く
  • 譲れない条件がある場合は端的にわかりやすく
  • 「待遇面の記載」、「空欄」や「特になし」はNG

特に書く理由が無ければ「貴社の規定に従います」だけで問題ありません。しかし、必ず事前に伝えておかなければならないことがある場合は、端的にわかりやすく書きましょう。

履歴書を書くときの注意点

ここからは、履歴書を書くときの注意点について解説していきます。

前提として、履歴書は公的な書類であり、企業は採用者の履歴書を退職後の5年経過するまで保管する義務があります。いかなる情報も間違いがないよう注意しましょう。

履歴書を書くときの注意点①
正確な基本情報

注意点1つ目は「正確な基本情報」です。

応募者の連絡先や住所が正確であることは、採用担当者が連絡を取る際に非常に重要です。

不正確な情報があると、面接の機会を逃す可能性もあり得ます。また、名前の誤記なども信頼性を損ねる要因となるので、何度も間違いがないことをチェックしましょう。

履歴書を書くときの注意点②
誤字脱字・略称のない記載

注意点2つ目は「誤字脱字・略称のない記載」です。

誤字脱字があると、細部まで注意を払えない印象を与えがちです。内容がいかに優れていても、誤字脱字があると効果は半減してしまいます。

また略称の記載も丁寧さに欠ける印象を与えてしまうため注意しましょう。

いちはら

第三者に確認してもらうのがオススメです。

履歴書を書くときの注意点③
消せない黒ペンで書く

注意点3つ目は「消せない黒ペンで書く」です。

手書きとパソコンどちらでも問題はありませんが、手書きで書く場合は「鉛筆」や「フリクション」などの消せてしまうペンの利用は避けましょう。

また、間違えた場合は修正テープ、修正液の使用、二重線を引き訂正印ではなく再度一から書き直すようにしましょう。

いちはら

パソコンは効率的ですが、ミスを見落としがちになるので注意しましょう。

履歴書を書くときの注意点④
空欄はそのままにしておかない

注意点4つ目は「空欄はそのままにしておかない」です。

枠の数に対し、どうしても空欄となる場合は「特になし」と記載して構いませんが、「志望動機は埋める」「本人希望欄:貴社の規定に従います」と記載しましょう。

免許・資格欄に書くものが無い場合のみ「特になし」と記載すると覚えておきましょう。

履歴書添削は転職エージェントを利用しよう

ここまで、履歴書の書き方や注意点について紹介してきましたが、自身で作成し提出は内容の良さにおいても不利になりがちです。

転職エージェントのサポート例
  • 非公開求人の紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 希望企業とのやり取り全般
  • 面接対策、面接日程調整
  • 合格後の待遇面の条件交渉

転職エージェントを利用すれば、添削だけに限らず、企業へ履歴書の提出から面接調整など、全て担ってくれるので、利用しないのは損です。

施工管理におすすめの転職エージェント

施工管理の転職において、面接が不安である、履歴書や職務経歴書がうまく書けないなど不安要素が勝る場合は、転職エージェントの活用をおすすめします。

転職エージェントの比較ポイント
  • 業界転職支援実績
  • 求人数
  • 利用者満足度
スクロールできます
順位サービス名評価特徴公開求人公式職種別求人
建築施工管理土木施工管理設備施工管理電気施工管理施工図・設計工務・積算CADオペ営業その他

1位

建築転職

4.9/5
建設業界で働く人が選ぶ転職エージェントNo.1
業界実務経験者、国家資格保持者アドバイザー在籍
約10,900件公式3,304件-650件388件2,152件278件69件1,809件2,021件

2位
建職バンク
建職バンク

4.5/5
利用者数は266万人超え、93.1%の転職成功率
建設業界に特化し、特に電気関係の求人に強い
約11,635件公式2,110件1,091件436件330件914件29件39件55件1,066件

3位
RSG建設転職
RSG建設転職

4.2/5
利用者の収入UP率99.4%、利用満足度98%
建設業界出身のアドバイザーが真摯にサポート
非公開公式---------
4位セコカンNEXT
セコカンNEXT

4.0/5
施工管理に特化した転職サービス
未経験やブランクのある方にも適材適所を紹介
約12,000件公式5,829件382件21件18件1,733件-1,833件-449件
5位ベスキャリ建設(現キャリ)
ベスキャリ建設(現キャリ)

3.8/5
利用者の満足度94.2%
スキルアップ研修「監督のタネ」が有益
約13,000件公式3,233件2,358件2,550件1,107件5,301件2,245件773件1件320件

※2024年11月現在

6位以降のランキングはこちら
スクロールできます
順位サービス名特徴公開求人公式職種別求人
建築施工管理土木施工管理設備施工管理電気施工管理施工図・設計工務・積算CADオペ営業その他
6位KSキャリア
KSキャリア
転職者の入社半年後の定着率92%
KEIAIグループによる情報網を活かした求人紹介
非公開公式---------
7位建設転職ナビ
建設転職ナビ
利用者の満足度97.7%、豊富な職種の取扱い
領域ごとに強みを持つ約30名のアドバイザー在籍
約17,138件公式5,368件3,049件1,596件787件5,857件365件79件1,490件5,331件
8位施工管理求人ナビ
施工管理求人ナビ
45万人以上が利用し、満足度は97%
利用者の92%が約1.2~3.8倍の収入UPを実現
職種別求人検索ができないのがネック
約18,946件公式---------
9位施工管理ジョブ
施工管理ジョブ
年間登録者数は10,000人超え
地域別求人は圧倒的多さで地方の方にもオススメ
約19,886件公式19,886件15,300件8,548件 8,087件186件3,094件599件-21件
10位建設・設備求人データベース
建設・設備求人データベース
全国の建設・プラント系求人を幅広く保有
豊富な情報量で応募前に企業情報を手堅く収取可能
約16,081件公式4,259件2,391件1,784件1,493件2,941件284件75件525件994件
11位建築求人.jp
建築求人.jp
建設業界従事者が選ぶ転職サイト口コミ評価No.1
人事総務担当者が選ぶ転職サイトNo.1
ベテラン・シニア技術者の利用満足度No.1
約7,085件公式2,013件888件881件463件817件140件504件171件449件
12位施工管理転職ナビ
施工管理転職ナビ
他社にはない珍しいお祝金制度(最大70,000円)
他にもビル・電験に特化したサイトをそれぞれ保有
約999件公式322件94件47件32件12件2件4件15件-
13位施工管理の転職エージェント
施工管理の転職エージェント
上場企業の学情が運営する施工管理特化の転職支援
中堅・スーパーゼネコンや総合デベロッパーへの
転職で年収600万以上の求人紹介も可能
非公開公式---------
14位建設キャリアプラス
建設キャリアプラス
電気系、施工管理に特化した求人で転職支援
80,000事業者以上の豊富なネットワークから
納得できる求人を紹介
約1,546件公式---------

もし迷う場合は上位3社(建築転職建職バンクRSG建設転職)を利用し、自分が納得できるサービスに絞った上で活用することをオススメします。

建設業界の求人はお世辞にも多いとは言えず、良い求人が見つかりにくいので、併用することで優良求人に出会う確率を高める方が良いです。

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1位.建築転職
建築転職 特徴
建築転職の特徴
  • 建築業界転職に特化
  • エージェントの専門性、提案力が高い
  • 建設業で働く人が選ぶ転職エージェントNo.1

建築転職は建設業界で働く人への調査で3冠を獲得しており、建築業界に特化した転職エージェントです。

業界に精通した専門性の高い担当者が在籍しており、求職者の希望に沿った求人紹介をしてくれます。公開求人件に加え、東証上場企業の非公開求人なども取り扱っています。

\ 30秒で無料登録!6つの質問に答えるだけ/

建築転職の基本情報
タイプ転職エージェント(建築業界専門)
求人件数12,266件+非公開求人(約14,500件)
施工管理の求人はこちら
主な職種施工管理(建築、設備、電気)施工図・設計、工務・積算、CADオペレーター、営業、その他
対応地域全国+海外
利用料金無料
運営会社株式会社トップリフォーム
有料職業紹介
事業許可番号
13-ユ-313467
公式サイトhttps://kenten.jp/
引用元:建築転職 運営者情報

※2024年11月現在

2位.建職バンク

建職バンクは累計利用者数266万人を誇る、建設業界特化の転職エージェントです。

業界に精通した専門性の高い担当者が在籍しており、求職者の希望に沿った求人紹介をしてくれます。公開求人約11,000件に加え、非公開求人も多く取扱い、面談から内定までの平均日数が26日とスピード感を求める方には特にオススメです。

建職バンクの特徴
  • 建設業界転職に特化
  • 利用者数累計266万人超え
  • エージェントの専門性が高い

さらに、電気系職種においてはNo.1を誇る求人数を保有しており、電気系職種をお探しの方は利用をオススメしたい1社です。

\ 30秒で無料登録!内定まで最短26日/

建職バンクの基本情報
タイプ転職エージェント(建設業界専門)
求人件数11,357件+非公開求人
主な職種施工管理、設備設計、設備管理、設計、職人・現場作業員、営業、ビルメンテナンス、意匠設計、その他
対応地域全国+海外
利用料金無料
運営会社株式会社アーキベース
有料職業紹介
事業許可番号
13-ユ-309051
公式サイトhttps://kenshoku-bank.com/
引用元:建職バンク運営会社・サービス情報

※2024年11月現在

3位.RSG建設転職
RSG建設転職の特徴
  • 収入UP率99.4%の実績
  • 建設業界出身のコンサルタントによる転職支援
  • みんなのキャリアAWARD2023最優秀賞受賞

RSG建設転職は株式会社RSGが運営する建設業界に特化した転職エージェントです。

業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが在籍しており、総合型の転職サイトよりもキャリアアップや給与アップが見込めます。

取引企業数全国1500社以上で、非公開求人は独自入手の案件もあるので、ぜひ一度、どのような求人があるのか確認してみてください。

\ 30秒で無料登録!収入UP率99.4%/

RSG建設転職の基本情報
タイプ転職エージェント(建設業界専門)
求人件数6,181件+非公開求人
主な職種建築施工管理、土木施工管理、電気工事施工管理、管工事施工管理、プラント施工管理、意匠設計、構造設計、設備設計、設計監理、土木設計・測量、造形設計、空間デザイン、積算、購買・調達、製図・CADオペレーター、アセットマネジメント、ビルマネジメント、コンストラクションマネジメント、仕入れ、買取再販、設備管理、プロパティマネジメント、リーシング、プロジェクトマネジメント
対応地域全国+海外
利用料金無料
運営会社株式会社RSG
認定許可番号有料職業紹介:13-ユ-308379
公式サイトhttps://施工管理求人.jp/
引用元:RSG建設転職 会社概要

※2024年11月現在

4位.セコカンNEXT
セコカンNEXTの特徴
  • 施工管理に特化した転職サイト
  • 業界知見が豊富なアドバイザーがサポート
  • 経験者は最低40万~平均60万の給与を約束

セコカンNEXTは施工管理に特化した転職・求人サイトです。

一般的な人材紹介サービスとは違い、運営会社である株式会社ワールドコーポレーションに正社員として入社し、ここで初めて、紹介されたクライアント(取引先)へ派遣形態で就業する形となります。

主要取引先を見る(タップ)
  • 鹿島建設株式会社
  • 大成建設株式会社
  • 清水建設株式会社
  • 株式会社竹中工務店
  • 株式会社大林組
  • 株式会社長谷工コーポレーション
  • 東急建設株式会社
  • 東洋建設株式会社
  • 大和ハウス工業株式会社
  • 京王建設株式会社
  • 大東建託株式会社
  • ポラス株式会社 など

また、みんなのキャリアAWARD2023において、数ある転職支援サービスの中から、不動産・建築業界転職エージェントを使ってよかった、使ってみたいキャリアサービスにて入賞(3位)を受賞しています。

いちはら

キャリアアップに繋がるサービスとして表彰されており、満足度の高い転職サービスであることが伺えます!

\ 8項目入力で即応募、無料登録へ/

セコカンNEXTの基本情報
タイプ転職サイト(建設業界専門)
求人件数10,760件+非公開求人
主な職種施工管理(建築・土木・設備・電気・プラント)施工管理補助、管理系事務、建設事務、CADオペレーター、BIMオペレーター、BIMモデラ―、BIMコーディネーター、BIMマネージャー、施工図、ICTアドバイザー
対応地域全国+海外
利用料金無料
運営会社株式会社ワールドコーポレーション
有料職業紹介
事業許可番号
13-ユ-304344
公式サイトhttps://sekokan-next.worldcorp-jp.com/
引用元:セコカンNEXT運営会社情報

※2024年11月現在

5位.ベスキャリ建設(現キャリ)
ベスキャリ建設(現キャリ)の特徴
  • ユーザー満足度94.2%
  • 建設業界の人材派遣、人材紹介両方に特化
  • 給与を貰いながら受講できるスキルアップ講座が有益

ベスキャリ建設(現キャリ)はユーザー満足度94.2%を誇る、建設・プラント業界に特化した転職エージェントです。

紹介いただいた求人に対し派遣として就業して、自分に合った働き方を取捨選択して判断でき、大手優良企業も積極的に採用を行っています。

ベスキャリ建設(現キャリ)には、業界に精通した専門性の高い担当者が在籍し、求職者の希望に沿った求人紹介をしてくれます。さらに、給与をもらいながら受講できるスキルアップ研修では、様々な分野においての研修を行っており、未経験でも経験者でも職種に合ったスキルを取得できます。

いちはら

地方在住でもオンライン受講が可能な上、業界経験豊富な講師が担当してくれるので、現場で活かせる実践的な研修を受けられます!

\ 30秒で無料登録!6項目を入れるだけ/

ベスキャリ建設(現キャリ)の基本情報
タイプ転職エージェント(建築業界専門)
求人件数14,357件+非公開求人
主な職種建築、土木、電気、空調衛生、プラント、ゼネコン設備担当、技術職、営業・事務
主要取引先一部・二部上場建設会社及び空調・衛生・電気設備会社及び一部・二部上場大手メーカー系プラント工事関連会社
主要取引先
対応地域全国+海外
利用料金無料
運営会社株式会社コプロコンストラクション
有料職業紹介
事業許可番号
23-ユ-301317
公式サイトhttps://www.g-career.net/
引用元:株式会社コプロコンストラクション 会社概要

※2024年11月現在

よくある質問と転職ノウハウ

最後に、施工管理転職に関してよくある質問をFAQ形式で網羅的に解説していきます。気になる項目があればタップしてみてください。

転職エージェント関連


職務経歴書関連


Q.転職エージェントはなぜ無料?

職業安定法にて、転職エージェントは「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)

第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。

 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合

 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合

 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法 第三十二条の三

上記のように、求職者からは原則として手数料を受け取ってはならず、代わりに企業から報酬を得ています。

Q.転職エージェントの仕組みは?

転職エージェントは、採用企業に対して転職希望者を紹介し、採用となった場合に成果報酬を受け取る「人材紹介事業所」です。

転職エージェントにとっては、転職希望者ではなく採用企業が本来の取引先であるため、信用しすぎには注意して下さい。

あくまでも「転職希望者は商品」である認識は持ちつつ「転職希望者をおだてて採用企業へ入社させようとする」悪質なアドバイザーには注意しましょう。

Q.転職エージェントは複数利用すべき?

エージェントによって、紹介される求人やサービス内容の質が異なるので、比較検討し自分にあったエージェントを見つけるべく、必ず複数利用すべきです。

Q.転職エージェントは何社利用すべき?

少なすぎては満足度が低く、多すぎると連絡など対応が負担になり大変なので、まずは「3社」の利用をおすすめします。

Q.転職エージェント利用のメリットは?

転職エージェントを利用するメリットについて解説していきます。

非公開求人の紹介で選択肢が劇的に広がる

転職サイトや企業ホームページに掲載されている求人情報は、全体のわずか3割程度で、残りの7割は転職エージェントだけが保有する非公開求人です。

面談において数々のヒアリングを行い、あなたの希望する条件に沿った求人探しを手伝ってくれるので、使わない手はないです。

プロアドバイザーによる強力サポートで選考通過率UP

転職のプロである転職エージェントが、あなたの強みや経験を分析し、魅力的な応募書類の作成や面接対策を徹底サポートしてくれます。

なにより、希望企業へあなたの事を推薦してくれるので、書類選考の通過率は上がります。

企業との連絡や日程調整などのやり取りも全て代行してくれるので転職活動に集中できます。

キャリア相談を通して、本当にやりたい仕事が見つかる

「今の仕事にモヤモヤしているけど、何がしたいのか分からない…」と、そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

転職エージェントは、あなたの希望や適性をじっくりヒアリングし、客観的な視点から、あなたのキャリアプランを一緒に考えてくれるので、自分自身のキャリアを見つめ直す貴重な機会となるはずです。

転職エージェントは、あなたの転職活動を成功に導く心強いパートナーとなるので、ぜひ活用して、納得のいくキャリアチェンジを実現しましょう。

Q.転職エージェントはいくらもらってる?

転職エージェントは転職希望者を転職させることで、採用企業から報酬を受け取っています。

報酬は転職希望者が採用企業に入った段階の年収30%前後と言われており、年収600万で転職すれば、180万円が成果報酬として支払われます。

余談ですが、報酬を支払ってくれる採用企業に対し、転職希望者は一円も支払わず、基本的には一度しか利用しないので、転職エージェント側からすると、転職希望者は「商品」として認識されているのも、この報酬が大きな理由となります。

Q.転職エージェントの利用は会社にバレる?

転職エージェントに登録しても、転職活動中であることは、今の会社にバレることはまずありません。

今の会社に利用がバレない理由
  • 企業側は応募者情報を事前に見れない
    応募前に求職者情報を見れるのは転職エージェントのみ。本人の同意なく情報開示されることはない。
  • 転職エージェントの徹底した情報管理
    人材紹介会社にとって、情報漏洩は信用を損なうリスクが大きく、各アドバイザーも細心の注意を払っているため。

転職エージェント側の管理不足により個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクがあるため、最大限注意されています。

Q.転職エージェント利用の流れとは

どの転職エージェントも上記の手順となりますが、最も重要なのはStep2の初回面談です。ここのヒアリングにおいて、担当者と齟齬が生じたまま進むと、残りのStepは全て噛み合わなくなります。

最近は面談だけでなく、求人紹介の説明や書類添削、面接対策などにおいてもエージェント側からアプローチがありますが、無い場合は積極的にこちらから依頼し活用しましょう。

Q.職務経歴書とは?履歴書との違いは?

職務経歴書はこれまでの職務経験について、履歴書よりも詳細に書く書類です。

職務経歴書と履歴書の違い
  • 履歴書
    あなた自身について簡単にまとめたもの
  • 職務経歴書
    あなたの職務経験と能力を詳細に書くもの

履歴書が「どんな学校を出て、どんな資格を持っているか」を伝えるのに対し、職務経歴書は「どんな仕事をしてきて、どんな成果をあげてきたのか」を具体的にアピールします。

Q.職務経歴書は絶対に必要ですか?

多くの企業で、職務経歴書は応募書類として必須とされています。

特に、専門性の高い職種や経験者採用では、職務経歴書を通じて応募者のスキルや経験を判断することが一般的です。

ただし、企業や求人によっては、職務経歴書の提出が任意の場合や、提出を求めない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

Q.職務経歴書は不要となる理由はありますか?

職務経歴書が不要となる主な理由は以下の通りです。

職務経歴書が不要となる主な理由
  • 企業側が職務経歴書提出を必須としてない
  • アルバイトやパートなど職務経験が少ない
  • 新卒採用などのポテンシャル重視の場合

上記の場合でも、提出が可能な場合は作成・提出することで、あなたの熱意をアピールできる可能性があります。

Q.職務経歴書は手書きではだめですか?

職務経歴書作成において、手書きやデータでの作成に決まりはありませんが、複数社受けることを考えると、データの方が効率的です。

データで作成をオススメする理由
  • 間違えていても修正が容易にできる
  • テンプレが多く、レイアウト調整も容易

ただし、注意点として「誤字脱字が起きやすい」「別企業向けの文面が残っている」などが考えられるので、チェックは念入りに行いましょう。

Q.職務経歴書の使いまわしはバレますか?

職務経歴書の使い回しは、バレる可能性が高いです。

  • 企業の求める人物像が異なる
  • 経験やスキルが企業のニーズと合わない

そもそも、あなたの人生を左右する転職において、楽をすることが最優先であるのはバレる以前の問題です。

応募企業ごとに研究をきちんと行い、内容をカスタマイズして真剣に向き合うことが重要です。

Q.職務経歴書に嘘を書くのはバレますか?

嘘を書くのは絶対にやめましょう。

面接で嘘がバレる可能性はもちろん、入社後に発覚した場合は解雇などの処分を受けることになります。

また、企業の信頼を失墜させ、今後の転職活動にも悪影響を及ぼす可能性があります。

Q.職務経歴書はどこまで遡るべきですか?

基本的には、これまでのすべての職歴を記載します。しかし、経験が多い場合は、応募する企業や職種に関連性の高い職歴を中心に、10年以内を目安にまとめましょう。

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